トンネル抜ければ、 | うたかたおもひ

トンネル抜ければ、

トンネル抜ければ、


そこは、魅惑の文学館


箱根がなんだか想うように楽しめなかった、わたし。

わがまま言って鎌倉に寄ってもらったのでした。


そこには、

なんとも、なんとも!!まばゆい風景が。


建物


山すそに

瀟洒な洋館のような建物。

厳密には洋館ではないらしいですが。


文学館からの眺め


眼前に広がるは、

見事な海!うーみー!!


この日はやや薄曇で

強風だったけれど、

太陽が元気な日だったら、

とてつもない景色が拝めそうでした。


三島由紀夫原作の『春の雪』に登場する

建物のモデルだそうです。

読んだことないので、チェックしてみなければ!


この場所はどこかと申しますと、

鎌倉文学館という場所です。

江ノ電の由比ヶ浜駅からすぐです。


海を見るついでに

たまたま行き当たったのだけれど、

それもこれもあいちゃんが「歩きたくない」と言ってくれたおかげ。

でないと、わたし、鎌倉駅から由比ヶ浜まで歩く気満々でした(笑)

連れてきてくれて、どうもありがとう


ここでは、

わたしが生まれる前に他界した祖父との

予期せぬ邂逅があったりして

ほんの少し不思議な空気になってました。


おとぎの国に

迷い込んだような

そんな建物とお庭で

明日のわたしは

どうしているのかと考えながら

トンネルをくぐりました。


トンネルを抜けるとき、

そこには何が広がってるのかなぁ。


来た道は

薄暗で

トンネルの向こうの

小さな小さな光を目印に

これからを歩いてゆく22歳、

初春の旅の記録はこれにてひとまず終了。


明日からは、

また日常をつづります。