『まっくろネリノ』 * ヘルガ・ガルラー
- 著者:ヘルガ=ガルラー
- 訳者:やがわ すみこ
- タイトル:まっくろネリノ
わたしがだいすきなブログに
この絵本の紹介がされていました。
なんか、見覚えあるなー。
しかし、タイトルはまるで記憶なし!
その翌日、さっそく図書館にて検索。
手にとって、半信半疑で帰宅。
その日はたまたま、
いつもは居ない兄が帰ってきていて、
母もそろったところで、
この絵本を登場させたところ。
兄も母も大声をあげて、
「懐かしーーー!!」
やっぱり、そうだ。
わたしが小さい頃に散々読んでいたあの絵本。
内容もタイトルも全部忘れていたけれど、
すてきな配色は忘れられない。
懐かしくて、涙が出そう。
でも、涙はそれだけではないかも。
物語の内容がシンプルにずしんときましたよ。
ラストのページに作者の紹介がありました。
わたしは、そこにもこころが動きましたよ。
訳者である、矢川澄子さんによる文章なんですが、
冒頭からして、これ。
「この絵本をかいたヘルガ=ガルラーさんは、
1939年オーストリアのウィーンに生まれた、
たいへんきれいなおねえさんです。」
といって、この作者の写真が挿入されています。
たしかに、美しい!
この紹介がなんともほほえましくって、
読んだかいあるなーっていうたのしい気分になりました。
ネリノ、いい名前。
それにしてもネリノはやっぱり鳥だったんだね。
ネリノ、黒だって、立派にかわいらしい!!