うたかたおもひ -25ページ目

みずたまり。

保育園の頃

1つ年上のと、近所の幼稚園の前でバスを待っていました。


幼稚園の門を挟んで

運動場と道路には

無限に広がるであろう、

おおきな おおきな 

みずたまりが ひとつ。


長靴だったか普通の靴だったか、

もう、忘れてしまったけど

2人で みずたまりに 入って 

ばしゃばしゃしたのを覚えています。


泥水のはずだけど、

みなもには空の青が映っていました。

さらにその水のなかを

白い雲の固まりが、

するする流れていく時、


わー、たいへいようだ、たいへいよー!


って、兄が言ったのを覚えています。

私が


たいへーよーってなーにー?


って訊いたら


「うみだよ、おっきーうみ!


と教えてくれました。


今思うと、

兄ちゃん、なんであんなちっこい時から

「太平洋」なんてしってたのかしら?

地理好きだから?



今日、散歩の時に

青々とした

「太平洋」のみずたまりをみかけました。

みずたまり自体を

すごく久しぶりに見た気がして、

なんだか驚いてしまいました。


大きくなると

いろんなことを見逃しているのだな、

ああ、もったいない!と思いました。

ワンガリ・マータイさん

(ケニアの環境副大臣、

ノーベル平和賞を受賞されています。)

に誉めていただかなくてはいけませんね~。


ああ、でもこれは気持ちの上でのエコだな。

でも自然を知覚する行為だから、

よしとして誉めてもらいたいです。

ファイブミニのCF。

最近、めっぽうほころんじゃうCFがあります。

大塚製薬のファイブミニのCFです。


蒼井優ちゃん宮崎あおいちゃんが2人で

お風呂に入りながら、

最近キレイになったんじゃなーいのぉ~???

ってキレイの秘密を問いつめるCFです。


なーんて、きゃわいいんでしょう!


バックでながれるのんびりとした音楽も、

きっと隅々までこだわったであろうインテリアも、

何よりあの2人が愛おしくってたまりません。


そんな可愛らしいが勢揃いのあの映像の中で、

私が一番ぐっときたのが、冷蔵庫です。

最近なかなか見ない

白いボディに黒い縁取りの

渋くてクラシックな

あの冷蔵庫です。

私はこぢんまりとした家電製品がすきです。

最近の家電は何か大きくてあまり仲良くなれそうにありません。

あのサイズ、あの色、素敵です。


大塚製薬のCFはどれも良い印象があります。

それは、きっと私の持つ商品のイメージとぴったりの映像だからかもしれません。

すっきりとした、シンプルなあのイメージ。


私はすっかり乗せられているんでしょうか、

思う壺のユーザーなのかも・・・。


夏でも冬でもポカリスエット派なのですが、

(ポカリないときはサントリーの烏龍茶。)

コレを機にファイブミニにも手を出してみようか?

いや、食物繊維は野菜でしっかり摂取してるからなぁ。


というわけで、コチラ で大塚製薬の広告関係全般がみられます。

制作スタッフリストを覗いていたら、

音楽、ハナレグミですって!!

感動してしまいました。

やっぱり自分のすきなモノにピピッと、

このアンテナはひっかかってしまうのですね。

高性能なアンテナだこと。

暑い夏のBGM。

アーティスト:Donavon Frankenreiter
タイトル: ドノヴァン・フランケンレイター

なんだか暑い暑い暑い

私は、暑いの苦手なんです。

すぐ日陰でぐたーってやりたくなっちゃいます。

そうです、情けないんです。

もっと、健康的に生きたいもんですが、

いかんせん、情けないんです。

ヘタすりゃ脱水症状なんて・・・、

皆様ご一緒に、せーの・・・情けないんです!

え?ひつこい???

失礼しました。


暑いときのBGMのご紹介です。

ドノヴァン、マリオ(兄)のような容姿ですね。

いや、ヒゲがあるのはルイージ(弟)でしたっけ?

初代のファミコン

(えんじ色のやつです。コントローラーがAとBだけのやつです。)

しか知らない私の記憶なんてこんなもんです。


私はサーファーではないですが、

大好きなんです。

ゆらゆら揺れて

口ずさみたくなってしまいます。

やっぱり、バックに海が必要ですかね。


私、海に興味があるわりに、

あんまり海に行ったことがないのです。

でも、海に行く時が来たら、

間違いなくこの1枚

これ聴きながら、うたいながら、

びゅんびゅん風きりたいなぁ。


今日も、海のないこの街で

暑い!って言いながら

アイス食べながらのこの1枚。


海の近くに居る人も

そうでない人も

夏におひとついかがでしょうか?


’FREE’のイントロ聴くだけで

うきうきしちゃいます。


ジャック・ジョンソンのフックアップ効果が強くありますが、

そういうのどーでもいいじゃん!

って思えるほど、

やさしい、素敵な曲達です。


アーティスト: Jack Johnson

タイトル: In Between Dreams


『見仏記』 / いとうせいこう * みうらじゅん

著者: いとう せいこう, みうら じゅん
タイトル: 見仏記〈2〉仏友篇

ついにいきます!

無責任万歳!!


いとうさんみうらさん

なんともすてきなおともだち

わー、ひらがなばっかり!


いとうせいこうさん改めSI

みうらじゅんさん改めMJでいきます。

だって、ひらがな綴りの連続は、読みづらいですし。

でもなんでか、いとうさんは逆さでSI、みうらさんはまっすぐにMJ。

*参考

こちらのサイト より。


私は仏像のことはよくわかりませんが、

SIとMJの視点とにかく面白い

ただそれだけの理由で読んでいます。


ナントカ如来、***観音、

そんな漢字だらけのネーミングが来たら、

「ああ、とにかく仏像なのね。」

なんていうふうに、さらりと読み飛ばしてしまいますが、

別段支障はないかと思います。


二人の(ここではブツと読みましょう。)に対する愛情は

はかり知れません。


そしてなんとも斬新な解釈

これが本当に読み応えあります!!


仏をバンドに例えたり、アイドル扱いしたり・・・。

オヘンローラー!!


なんだかひっちゃかめっちゃかですが、

とにかくばっかだな~って

ゲラゲラ笑えます。


これで大人をやっていけるんだ!

って、そんなによくない勇気も貰えます。


こんなに貶し誉めをしましたが、

やっぱり芯のある人たちなのです。

ところどころで、

いいことを格好良く語るのです。

そんな素敵なやさぐれアーティストなのです。


今回、『秘見仏記』を学校の美術室にて発見し、

先生と交渉の末(なんだか他の先生の私物だそうで)、

借りてこれることになりました。

1巻は既に読んでいて、まさか続編があるなんて知らず、

発見したときは、

おおー!

って、声に出してしまいました。

しかも、何故、美術室に?!

 

借りる時、

「みうらじゅん好きなの?」

と先生に聞かれ、

なんだか大層な職に就いている大人と

MJについて語れるとは思ってもみず、

そしてまた、語っていいものか?

だって、エロスクラップを趣味で作り続けているような方ですよ?!

それも25年も!!

と、いろんな想いが交錯して

しどろもどろになってしまいました。

 

しかし、先生(51)は

「みうらじゅんいいこと言うんだよ。僕、関心したことがあってさ~」

といって、MJにまつわるお話をしてくれました!

 

大学教授もうならせる、MJ!

すごいぜ!!

 

 今は、こちら読んでます。

著者: いとう せいこう, みうら じゅん

タイトル: 見仏記〈3〉海外編

『恋するたなだ君』 * 藤谷 治

著者: 藤谷 治
タイトル: 恋するたなだ君

ねじめ正一さん。

国語の教科書’六月の蠅取り紙にて初めて彼の作品に触れました。

出会った場所は高円寺純情商店街ではなく、

彼が構える民芸店のある、阿佐ヶ谷の駅、改札前。

一瞬の出来事。

(あ!ねじめ正一!!)←心の声。

TV感覚の無礼な発言ですね。


山田詠美さん。

13歳の夏に’ぼくは勉強ができないを読み、晴天の霹靂を体感しました。

私の読書友達、あいちゃんに連れられて、先日、丸善へ。

人生初のサイン会に参加です。

これまた一瞬の出来事。

(うぉ~!生、生です!!!)←心の声。

あんなにしっかりと握手していただいて、気が動転しますね。

その晩、その出来事をつまみに終電までお酒を楽しみました。


そして、

藤谷治さん。

アンダンテ・モッツァレラ・チーズ ’を手にし、

このブログで紹介したことをご本人宛にメールしました。

なんとも丁寧な返信をいただき、この際、新書は藤谷さんの営む本屋で買おう!と決めて行って参りました。

下北沢、フィクショネス へ!


今まで出会った上記2名の作家さんとは、

作家と読者というとても明確でいて距離のある関係にあったのです。

しかし、藤谷さんは本屋の店長という点を考慮したとしても、

なんとも距離の近い方でした。

初めてお会いするのに(それも唯の1度しかメールのやりとりが無いにも関わらず)

私が話しかけると、

ああ、なーんだ!

なんて、実にライトな受け答えでびっくり!


最終的には作家であるということも忘れ(←だいぶ失礼だな、今思うと。)、いろいろとお話させて貰いました。

なんとも貴重な体験


っていう、ながーーーい前置きを経て、たなだ君の紹介に移ります。

え、もう飽きてきた?

もう少しおつきあい下さいね。


29歳、186cmのたなだ君が、

ただただ、恋に向かって一直線なお話です。

キテレツな街すっとこどっこいな人々に紛れて、

ただただ、恋しちゃったお話です。


スピードスピードスピード


まるで映像を見ているかのように感じます。

1時間半のアニメーションを見てた、

そんなふんわりした気持ちで本を閉じることが出来ます。


なんだよ、もう!って、

笑顔に涙がひとつ。


うひゃー、たなだ君に愛されたい!

・・・この小説を嫌いな人と、

私はきっと気が合わないと思う。

これは、よしもとばななさんの帯でのコメントです。


私はどうやら、よしもとさんと気が合っちゃう!

だって私は、

たなだ君に愛されたいし

たなだ君を愛したい

そう思ってしまったのですから。


まだまだ暑い日が続くそうですが、

うひゃー!と一直線の熱い恋を覗きたい方、

是非、お手に取ってみてください。

今日はビールだ!

あっついからビール!

気分いいからビール!!

そして何より、

お祝いのビール!!!


家に帰って焼き鳥とビール

おっさんみたいだけど、そんな自分も愛おしい


いいことありました。

なんだか一直線に行けそうな予感です。


今まで、河の流れを至極冷静に見つめていた私。

周りでは水がさらさらと、留まることなく流れていきます。

私は今まで、その流れがある河ですら、

泳ぐことの出来ない臆病者だと思っていました。

確かにそうであるのですが、

またそうではないということがわかったのです。


流れに流されず、そこに止まって流れを見つめることができるということは、

どんどん流れていく人たちとは違うということです。

流れていくことが良くてその場で止まる事が悪いということではなく、

また、その逆でもありません。

そういうことではなく、ただ違うということがわかったのです。

今まで、なーんてこんな当たり前のことが見えずにいたんだろう。


しかも、’違う’ということへの不安も、もう、どうでもいいかも知れません。


タモさんが1日に3回も観られる金曜日、

今日は、ビールが美味い!!

ああ、店長さんありがとう。

また、寄らせていただきます。

日帰りで沖縄。

こないだ、日帰りで沖縄に行って来ました。


海の中から、ゆらゆら月の光を眺めたり、

大地に寝っ転がって、風と海のうたを聴きながら、

星月夜を楽しみました。


隣で、BEGIN が私の為に、うたを・・・・。


って、そんなことあるわけない!!!


嘘です。

沖縄ではなくて池袋です。


最近、夏のプログラムに切り替わったばかり!

スターライトドーム満天 というプラネタリウムへ行って来たのです。

星降る沖縄というプログラムをチョイス。


本当に良かったです。

わずか40分のトリップでしたが、

せめてあと10分長ければなぁと惜しむくらい、

いい空間なのですね。


9月半ばくらいまでやってるそうなので、

きっと、また、行ってしまうと思います。

そもそも、ヒーリングプログラムにも行かなければ!!


でも1つだけ残念なことが・・・。

それは、終わった後に池袋の雑踏に放り出されることです。

池袋の夜空は星が1個も見えないのですよ。

何だよ、それって思ってしまうのですね。


はぁ~・・・。

沖縄の自然が恋しいです。


ビーチへの階段


白砂にきれいな花の道


なんて思った方はこちらへアクセス!!

上の写真を提供してくださった、HPです。

沖縄を愛しちゃって、移住された方が運営されてます。

とてもとても素敵なHPです。


都会なんて!!

って、少しやさぐれてる方にオススメのサイトです。

心洗いましょう

個人的な連絡。

今日聞いたよ。

ここを見てるかも?って。

私がきちんと書く作業をすることになったきっかけは、

あなたがくれた言葉でもあるんです。

それできちんと伝えなくちゃと思って書きます。

ありがとうありがとう


さあさあ、誰って?

今読んでるあなた、あなたです。

いくよー、準備はいーかー?


おいしい肉団子を食べさせてくれた、

ちりょんちゃん、あなたよ~(笑)


びっくりしたー???


満月の晩より、

心から、お礼の気持ちをこめて。

頭ぐるぐる。

今日は、

たくさんのことを考え

たくさんのことを想い

たくさんのことを感じた

そしてさらには、

たくさんのことを学んだ


そんな、

溢れる湧き出る想いをどうしましょう。


私には、まだまだ知らないことがありすぎます

私が知らないことによって、

その無意識の言葉で

誰かを傷つけてしまったり

嫌な思いをさせてしまったり

そうなることがとても怖と感じます。


それは、

自分が

恨まれたりすること

妬まれたりすること

そうなることを怖いと感じることでもあるし

それ以上に

私のせいで誰かが哀しい思いを被さること

何より怖くて恐ろしい感じます。


だけど、

わかっているけど、

知らず知らずのうちに

私が誰かを傷つけてしまうこともあるということを

受け止めなければなりません。


知らない人に

優しく接するということ、

知らない人を

攻めないということ、


それって

頭で考えるよりも

素直に出来ないことだと思います。


それができる人

その人は心根の強い人

心根の強い人、

その人はとても美しい人


とてもとても美しい人。



あー、頭ぐるぐる。

今日はいろいろありすぎた。

『アミ 小さな宇宙人』 * エンリケ・バリオス

著者: エンリケ バリオス, 石原 彰二, さくら ももこ

タイトル: アミ 小さな宇宙人


この本は、お友達の紹介で手に取りました。

本屋では、哲学・思想のコーナーに置かれていました。


について書かれたお話です。

宇宙が愛に満たされているユートピアだと、

アミという小さな宇宙人と少年により語られます。

ただ、少年が語っている設定ではあるけれど、

出てくるボキャブラリーは易しくはないので、

中学生以上向けな印象であります。


私は、いつからかつまらない大人になってしまったのかも知れません。


アミは’地球人はよく極端な話に持っていこうとする’

と、いうような内容のことを地球人の少年に言い諭しますが、

アミ自身のお話も、割と極端な風に感じてしまいました。


なんとなく、左翼思想と隣人愛とネイティブアメリカンのサークルの話、中庸など、

世の中にある、理想的なお話をうまくミックスしたように感じます。

なので、

「うーん、これはどっかで聞いたことあるような・・・。」

って思う部分もありました。


少し期待しすぎってしまって、やや残念に思うけれど、

アミに言われて、改めて認識し直したこともあります。


地球の美しさを楽しむこと、そしてそれを幸せに感じること大切さであったり、

今、自分が歩けるという幸せ、音が聞けるという喜び、

当たり前だと思っていることに感謝を感じることです。


私がアミの言葉で一番印象に残っているのは、

誰もきみにかんぺきさなんて求めていない。

です。


私自身、一時期つまらん完璧さ

自分を壊してしまいそうになったことがあるので、

この言葉が一番素直に受け取ることが出来ました。

時には’いいかげん’が大事なのですね。


今ではすっかり、いーかげんが板に付いてしまいましたが・・・。


アミの語る愛のカタチ、

それは少年のおばあちゃんが言い得た通り、

小さい時から知っている

その愛なのだと思います。