うたかたおもひ -27ページ目

サヨナラ、8番。

さっき、8番に別れを告げた。

8番・・・。


8番は、3年前に勝手にやってきた。

知らずに居着いて、こっちも迷惑。

ということで、サヨナラすることに。

周りの人の話を聞くと、すごく痛い目にあったと言う人ばかり。

サイテー野郎らしい。

どうしよう、私も別れるのに時間かかったら。

私は、さっさと、きっぱり潔くサヨナラしたい。


1時間も待たせたくせに、別れるのはあっさり。

2分もかからなかった。

所詮、未練なんてないんだし。

これで、清々する!って思ってたのに。

ご飯が食べられない。


まさか?

私まで痛みを引きずるの???


サヨナラ、8番。


もう、私のところには来ないで欲しい。



というわけで、親不知、抜いてきました。

右上、8番目の歯です。

はぁ~、よかった。

痛くなくって!!


きちんと整理整頓。

頭の中で、

もくもくと。

浮かび上がる、

想いたち。


さあ、どうしよう


きちんと整理整頓しなければなりません。


今日はそんなことを学びました。

コチラで。

lsr

すごーく、優しい時間の過ごせるお店です。

いい人が働いている。本当にいい人達が。

紅茶の味の深さをさくさくっと、しっかりと、説明してくれたり、

人生の相談なんかも乗って頂いちゃって、

挙げ句の果てには、

悩んでる私におみやげくれたり、

なんだかすごいお店です。

すごく愛のあるお店です。


内装がとても洒落てます。

店内に入る第一段階(←引き戸)がかなりわくわくします。

渋い引き戸、じっくりみたいけど、もたもたするわけにも行かず。

私は、まだ、おやつの時間(ティタイム)しか遊びに行ったことないのですが、

チーズケーキがたまらんのです。


静かに小一時間ほど、読書に励げみました。


あ、そうだ!


このお店、何がいいてね、本が置いてあって、それが読めるのです。

1人で行っても、俄然楽しめます。


私の甘っちょろい考えを、

すっかり見透かして、

インゲンのゴマ酢和え(注:最近のお気に入り料理。実に旨い。しかも簡単。)

と同じくらい歯ごたえのある、

まっすぐなお話をくれました。


ありがとう。

おにいさん、おねえさん。


そんな、昼下がり。


我が心の友!(←勿論、勝手に。)たかのてるこさん。

いつでも笑ってる。

ホントにそんな印象。

もちろん、会ったことはないけれど、会わなくても解る。

彼女の人柄。

文章からも、

写真からも、

彼女の全部が溢れてるもん。


私は、すーぐ、つまらん考えをしてしまいます。

これ、ダメ。

あれ、ダメ。

自分の可能性を狭めてる、一番の要因は自分。

そんな時は、たかのさんの人柄に触れることにしてます。

だって、自然と笑顔にさせてくれる。

時には、腹かかえて笑わしてくれる。

ほーんと、いい薬。


今回、さらによく効く薬が発売されました。

Big Smiles! 世界の笑顔に恋してる

いいお顔ばっかり!

彼女の人柄あっての写真ですね~。


やっぱり、笑顔がいちばん!!


たかのてるこさんのHP。

http://www.toei.co.jp/tv/special/teruko/index.html

そして、この本の存在を教えてくれたmiss Yさんのブログです。

http://missy.ameblo.jp/entry-7f6b13e9d4b1e451414161a1d156f98d.html

『ショーシャンクの空に』

ショーシャンクの空に雨に男が打たれるシーンが有名です。

私の周りには、このシーンが好きな人が多いですね。


私もそのシーン好きですが、それよりも!

レッドが40年目に再び、仮釈放の審査を迎えたとき、”更正”について語り、本当に自分の過去と向き合い、後悔を語るシーンに何よりぐっときてしまいます。

そして、ラストシーン!!

カメラがどんどん引きの映像になるところ、あそこがたまりません!!

再び出会った、二人ががっしりハグする。

バックには雄大な太平洋!!

男の友情を大きく越えた、人と人との真の友情みたいな、そんなでっかい気持ちを学べます。


なぜ、この時期に『ショーシャンクの空に 』だって???

モーガン・フリーマンの助演男優賞を記念して、というわけでなくもないですが・・・。

図書館で借りてきたのです。


私はあんまり映画は観ません。

そもそも、映画館が苦手なんですね。

人が、ぶぁわっさーって、詰まってる感じが苦手です。

私は、エンドロールまでじっくり観ることを好みますが、そうでないお客さんもいますからね。

だけど、新しい感動を求めて、図書館などフリーで観ることができるのを駆使して、映画を勉強中です。

ちっぽけな図書館なので、最新作は望めませんが、古き良き時代の映画は充実してますよ。

そこから少しずつ、開拓していこうかなぁ。


近々、また映画館まで観に行きたくなる映画もでてきたので、観たらまた、ここにもアップしていきたいです。


*それにしても、ストーリーの終わりを話さずに、自分の感想を説明するのって、難しい。

映画や本のコピーを考える人ってすごいなぁ、と改めて感心。

『アンダンテ・モッツァレラ・チーズ』 / 藤谷治

 そろそろ、夏です!

ほんとはまだ、梅雨も来ていないけれど・・・。

だけど、ぴかーっとわくわくしてきませんか?


私はあっついのがとても苦手なので、あまり夏は得意ではありません。

それでもやっぱり、’夏がやってくる!’といううずうずした気持ちは楽しみたいと思っています。


そのわくわく感、力の抜けた笑顔を分けてくれるのが、『アンダンテ・モッツァレラ・チーズ 』です。アンダンテ・モッツァレラ・チーズ

藤谷治さんが書かれた、小説です。

この藤谷さん、下北沢でこだわり書店を営まれているそうで、すごく興味そそる本屋さんのご様子。(→http://www.ficciones.jp/index.html

近々、遊びにいってみたいと思います。


さてさて、この作品。

私の信頼おける方からの紹介で、読んでみました。

やっぱり、ハズレなし!!

どかーっと、良いバカを好む大人がでてきます。

そもそも、タイトルだって「ん?ぅん???」って、二度見しちゃう感があるもんね!

私は、このタイトル、非常に気に入ってます。

この本を実に見事に表現していると思うからです。

「はて?さて?」と、思われた方、読めば解っていただけますよ。

まさに、「アンダンテ・モッツァレラ・チぃ~ズ!!」って言いたくなっちゃいます。

日常会話に登場する、あのくたびれた笑い。

その場にいなきゃ分かんないし、さらに、あのメンバーだから通じる・・・。

といったような、バカ話を、うまーく、活字にのっけて、その雰囲気を、読んでいる私にも楽しませてくれました。

よいしょよいしょに、蛇足がふんだんにちりばめられています。

あの小説がフィクションではあるけれど、あの蛇足を入れることによって、よりリアル感が楽しめます。

あまり、多くを語らない進行役の奴(←でも、それが誰なのか???)がいい味だしてます。


さぁ、あっつくなる前に、夏のための心意気準備はいかがですか???

せーのっ、

ライツ、

キャメラッ、

アーーーックション!!!

『思い出トランプ』 / 向田邦子

「向田邦子の作品を読んだよ。」

ためしに、母にそう告げた。

「ああ、向田邦子ねぇ。彼女ね、かわいそうなんだよ。飛行機事故で亡くなってね・・・。」

やっぱり同じ答えだった。


昔、同じ質問を母にしたことがある。

あの時も母は、そう答えてたっけ。


作品の内容のことについては、一切話そうとしてくれない。

向田邦子といえば、飛行機事故。それ以上の会話は望めない。

もうひとつ付け加えると、坂本九の場合も同じ現象が起こる。

が、幾分、アレンジがなされる。

→飛行機事故についての話の後、けど、本当に歌はよく、惜しい人を亡くした・・・。こんな風に。


さて、話を元に戻そう。

母は向田邦子の作品を知らないわけではない。

『阿修羅の如く』や何かを昔、NHKでよくやっていたと話してくれたこともあった。


この『思い出トランプ』は、直木賞受賞作であり、先日爆笑問題の太田さんが勧めていたので手に取ってみることにした。

読まなきゃよかった。

そう、思った。

幾つかの短編でなるこの作品には、どれも実に見事に、人と人(あまり使いたくはないが、男と女)について描かれている。

苦虫を噛み潰したような・・・。そういえば、苦虫って、なんだろう。

噛んだことないので、この表現は的確でない気がする。

とにかく、沈痛な気持ちを呼び起こしてしまった。


私は、父の名刺を思い出した。

新しい名刺を私の部屋に置いて仕事に行った父は、そのまま帰ってこなくなった。

父は、結局、最後まで何も言わずに、出ていった。

出ていくことも言わずに、出ていった。

それは、母がもう父はいらないと判断したからなのだけれど。


この作品には、会話以外の日常の些末な行動により、相手の真意を見いだしてしまう、人のずるさや、情けなさが短い間に見事に表現されている。


だから、私は後悔した。

まだ、私にはこの作品を純粋に楽しめる、心の余裕を持ち合わせていない。


母はわざとはぐらかす。

私が向田邦子の話をしたということは、父と母について尋ねていることを、ちゃんと知っているからだ。

自我の発達。

自我の発達が著しい。

オレが!オレが!!

ってなわけで、自己主張がものすごい。


誰の話って???

私の使っている携帯電話の話です。

私の下で、かれこれ4年は働いてくれてます。


そもそも、私はあまりケイタイを使いません。

かかってきたりメールが着たりすれば、返しますが、自分で発信することはごくごく希です。

ウェブに接続することもあまりなく、強いて言えば、電車の接続とニュース(天気予報もね)を調べるくらいです。

なので、勿論料金は格安

どこぞの、おじいちゃんかと思ってしまうくらい安いです。


そこで、働き甲斐がないと思ったのか、だっりー!サボりたい!!と思ったのかそれは定かではありません。

何を不満に思ったのか、私のケイタイ、ややストライキ状態です。


仕事が遅いのは、当たり前!

メールをきちんと届けてくれないし、届けたかどうかもあやふや!

さらには、センターに届いたメールをさっさと配達してくれないのです!!

昨日も15時に届けられるはずのメールが日付変わって夜中の1時にまとめて送ってくました。


最近では、どこで覚えたかしらんが、こんな荒技を!

オフラインモードっていう、電源は入っているが、送受信が出来なくなるという(一体、どんな時を想定してつくられた機能なんだろう。送受信を拒否するときは電源切るほうがはやいのに・・・。)設定を、ケイタイ自らオンにする始末。


ああ、自我の目覚め?

ついにやってきたのかしら???

手塚氏が恐れていた、あの文明が人間を凌駕するその瞬間が?!


ということで、ついに4年使い続け携帯電話をやっと手放す決断ができました。

一応、かろうじて液晶はカラーだけど、現代のケイタイに換えたら、わっけわかんない機能ばっかりで、おどろかされるんだろうなぁ。

週明けにでも、新しいの物色してきます。

なんかいいのあったら教えてください。

なにせ、4年間分、文明から取り残されてますから・・・。

ブログ名変更。

なんだか、むずむずしてきたので、やっぱり’日々のあわ。’→から、’うたかたおもひ’に変更です。

思いつきで、”日々のあわ”という言葉を検索してみたら、ぶわ~って沢山でてきたのです。

当たり前だけどね。

ま、そいで、ハナレグミ以外の人たちもたーくさん、”日々のあわ”というサイトをお持ちの方がいらっしゃいまして・・・。

なんだか急にむずがゆい思いをしてしまったので、当初、考えぬいたこの名前に戻すことにしたのです。

そういう、わけで、今後もうたかたおもひをひとつよろしくお願いしまーす。

私を呼ぶモノ。

私を呼ぶモノがある。

「お、なんだ、なんだ?」と行ってみれば、「ああ、またあんたか・・・。」ということがしばしある。


私は以前、’海に興味がある。’と書いたが、正確には、’海に呼ばれている’とした方がしっくりくる。

それは自分が選ばれた特別な人であるとか、そういった尊大な意味とは決して違う。


何故だかはよくわからないけれど、どうしてか見ずには居られなかったり、それに関係する情報が集まってきてしまうことがある。

例えば、普段は目にしないTV欄を偶然眺めてたら、特集が組まれていたり、ラジオをつけた瞬間に気になっていた音楽が流れたり・・・。

そんな偶然について友人に話していたら、友人がこんなことを教えてくれた。


それは、私がそのモノを必要としていることであり、さらに、そのモノも私を必要として呼んでいるということを。


妙に納得してしまった。

自分だけの一方的な想いだけではなく、向こうの想いもある。

そう解るとなんだか両想いになった気がしたし、惹かれるモノに対する自分の行動もすごく正しい行為のように感じることが出来た。


私を呼ぶモノのひとつに沖縄がある。

まだ、一度しか訪れたことはないが、沖縄もまだまだ満足出来ていないらしい。

私を呼び続ける。

そんな中、一冊の沖縄を特集した雑誌に出会った。

本当に出会ったという表現でいいと思う。

なにせ、発売からはおよそ1年は経っていたから、向こうが私を呼んでいたとしか思えない。

KOKOCHINO』(http://www.skinet.co.jp/sg/kokochino/m-kokochino.html )。

沖縄の肌ざわりという言葉にすごく惹かれた。


沖縄特集の雑誌はよく見かける。

綺麗な海、地元で人気の・・・という言葉で飾られた、外から見た沖縄。

外から見た沖縄は、私が沖縄に行けば自分で感じることができる。


この雑誌は今までにないアプローチの仕方で私を満足させてくれた。

これにはウチナーのクリエイター達から見た目線の沖縄が描かれている。

その土地で暮らす者が感じる沖縄。

それは、沖縄の海であり、空であり、人であり、それらがつくりだす空気。

それがあるからこそ、作品が完成するということ。

それは、沖縄で暮らす者にしか解り得ないことであり、内から見た沖縄がそこにある。


沖縄ソングス~わしたうた(私達の唄)~

私はこの雑誌を読むときわざとBGMを選んだ。

『沖縄ソングス~わしたうた(私達の唄)~』

(ちなみにジャケットは一目で判る、睦稔さん。)

この中に収録されている、”イラヨイ月夜浜”がどうしてもこの雑誌の内容と一緒に必要だと感じたからだ。

ほかの楽曲をよく見ると、”芭蕉布”というタイトルの曲に気づく。

雑誌と照らし合わせる、

「このことかぁ・・・。」

またひとつピースがはまる音がした。


最後に、もうひとつ。

ここでみせられないのが残念だが、表紙がすごくいい。

シーサーずらり。

ん、これもシーサー?というようなシーサーがずらり。

うぇ~!!!

な、なんと、今日載せるようにとせっせと書いていたものが、あっ!!という間に消えてしまいました。

ホントに瞬殺。

ほぇー、もうダメだ。

これから書き直す気にはとんとなれません。

折角、少ないボキャブラリー振り絞って書いたのに・・・。

電子の世界は恐ろしい。

紙の世界だと、瞬間で作り上げたものが消えることなんてないからな・・・。


消えたことはしかたない。

いなくなった人のことはもう考えない。

それと一緒だ。

明日、再チャレンジすることにしよう。

よーし、もっといい言葉を見つけてかくぞ!!


予告として、沖縄特集の雑誌紹介の話です。

おたのしみに~。


はぁ・・・。

でも、やっぱ、ちょっと残念。