今日はこれしかないよっ!
☆bonobos☆/"electlyric"
(http://www.bonobos.jp/index.html )
*”はなうた”=”鼻歌”です。だけど、私の歌う感じからいくとひらがな表記の方がしっくりきます。漢字表記よりも雰囲気がつかめるような気がします。だから少しの間、ひらがなにつきあってください。
天気のいい日に、自転車かっとばして図書館に通う途中や犬の散歩、美術の授業中によく歌います。
私のよく口遊むアーティストは、スティービー・ワンダーとちみん(←私のお友達です。笑顔の似合う歌い方をされます。)が断然多いです。
そして、ちらほら、サニーデー・サービスやくるり、ハナレグミ(SUPPER BUTTER DOGも)などが活躍しています。
はなうたを歌うことは、自分のこころの調子の良さを表してくれていると私は思います。
無意識に口を吐いて出ることがほとんどで、それでいてたいてい顔がゆるんでしまいます。
藤子さん(←我がおばあちゃん)曰く、笑顔は健康にいいとのことなので、他人に目撃されることがあっても少し照れくさい思いをすればいいだけのことなので、さして気になりません。
今日、新しいCDを買いました。
ボノボのアルバムです。
今、これを書きながらも聞いてます。
私とボノボはつい2~3週間くらい前に出逢いました。
時計とTV代わりのラジオから流れてきて、ひっかかりました。
そいで、買っちゃいました。
断言できます。
無意識であろうとも、明日からのはなうたリスト上位に食い込んできます!!
やわらかく、やさしい光と一緒に、これまたやわらかくやさしい声が降ってくる、そんな1枚です。
青い空も、さっくり雨もなんだか両方似合うチカラがあると思います。
今日の笑顔の素はどれにする?
さぁ、今日はこれだね。これしかないよ~っ!
『ドミノ』 / 恩田陸
★恩田陸 『ドミノ』
今までも名前は知っていたんですが、なぜか興味を持たなかったので読んだことがありませんでした。
今回、本屋大賞を受賞(『夜のピクニック』にて)したとのことで、彼女の作品に触れてみようと思ったのです。
*本屋大賞・・・第一回が小川洋子さんの『博士の愛した数式』でした。全国の本屋さんがオススメしたい!ということで決められてるようです。私は第一回の結果に非常に満足していたので、この賞を一つの目安として信頼しているのです。
で、なぜ『夜のピクニック』ではなく『ドミノ』なのか?
簡単です。
そーいうのは、図書館に行ってもすぐ借りることはできないからですね。
私はかなりの図書館っ子なので、余程のことがない限り本は買いません。←学生はいつの時代もお金がないのです。
買うより借りろ!をモットーにしております。
せっかくの住民税(?)を無駄にするわけにはいきません。
というわけで、手に取った『ドミノ』ですが・・・。
これは小説よりも映像の方が向いているお話だなぁ、と感じました。
場面が沢山移動するので、視覚的に捉えた方が分かり易いですし、映像化したときに、メインの映像の後ろに同じ時刻に進んでいる別キャラクターのストーリーが密かに映ってたりしたら、面白いんではないかなぁ、と感じました。
なんとなくですが、宮藤官九郎さん脚本のドラマ達を連想させられました。
後半は畳みかけるように話が進み、面白みが増しましたが、最初は沢山の人物の関わりなどがめんどくさい仕上がりになっている印象を受けました。
悪くはないのですが、まあ、・・・うん。という、感じです。
伏線が沢山仕掛けられているのですが、特に目新しいものはなく、落ち着くところに落ち着いた終わりが望めます。
でも、わざとそういうふうに作られているのかも知れませんね。
きっと、私が小学生の時に読んだら、「うわ~!おんもしろーい!!!」という感想になったのでしょうが、今の私は21歳。
好みがいろいろできてしまっているのです。
この度・・・。
自分の写真を公開してみることにしました・・・、が、この写真去年の夏頃ですね。
この時は髪がごんごん成長している時期で、腰までありました。
前にさげると、ベルトくらいまで。
すんげー!!
で、「もう、いいや」って思い、11月くらいに顎まで切ったので、今はこんなビジュアルではありません。
じゃ、最新のは???
って、聞かれましても、困ります。
実は、このブログを始める前、他社(某・なんだかプロの野球チーム作ってしまったところです。)にて、自分の日記を5年近くに渡って、書きつづってたんですね。
そこに載っけてたものを、そのまま使いました。
だから、最新のは???
って、聞かれましても、困ります。
そう、なぜ新しいのにしないのか?
理由は・・・。
現在の写真をわざわざ用意するのがめんどくさい。
これに、尽きます(笑)
リクルーターとしての自覚。
本当は就職活動中。
でも、私にはいささか、自覚が足りないようで、のんきにやりすぎてて、未だ何の結論も得られずじまいです。
出版関係に!と意気込んでみたものの、なんだか急に不安になったり・・・。
いろんな出版社があるわけですが、やっぱり、自分が本当に面白いと思う作品づくりに携わりたいだなんて、選べる立場ではないのに、偉そうなご託を並べてしまいます。
あー、一体どーしたいんだろーう???
って、ぼやぼや考える日々です。
って、考えてるだけじゃダメだ!という結論になり、先日久々に採用試験にトライ。
受けたのは出版ではなく、精密機器のメーカー。
なぜ?精密機器かって???
それは、会社の人がほーんとに人が善さそう。
それに尽きます。
面接は、なんだか。
無駄に緊張して、うまく自分を表現できなかったな。
ま、みんなそんなもんなんだろうか?
ぺらぺらしゃべるんだけど、少し薄っぺらな話になってしまったな。
うーん、うまくいかない。
道が開けますように!!!
↑
こんな他力本願じゃ、いつまでたっても変わらない、動かなくては!!
という、私の勝手な意思表示でした。
どーでもいい感じ。
先日、梨木果歩さんの作風がとても好きだと書いた。
”受け入れられないことでもそのもの自体は認める”という、広い心意気がとても格好良く感じ、そこが好きなのだ。
さて、今回御紹介するのは、コチラ。
”何者も受け入れる”感、抜群である。
リリー・フランキー著、
『増量・誰も知らない名言集』。
梨木さんとリリーさんを同じ価値観で語ることは無謀とも、破廉恥とも言える。
そして両者からとも厭がられそう。
でも、両者の共通点は、おっきーく受け止めるという心意気。
この本には、バカで、それでいて深みのある言葉が沢山つまっている。
生半可な気持ちでは読んではいけないような気すらさせてくれるが、きっと、どんないい加減な気持ちで読んでも、何の差し障りもない。
この本が何よりもいい!と思える点。
それは、この表紙にあるのではないかと、私は思う。
何コレ?
ソウル一家???
ちょっと、心温まる”いいこと”書いてありそう。(←注:決して心温まるような本ではない。)
なんて、思わせてくれる説得力を感じるのは、私だけかも知れないが。
とにかく、中身のファンキーさだけは、十二分に伝わってくる。
こんな碌でもない大人が、きちんと生きている事実をかみしめて、
自分が、今、極めて”どーでもいい!!”気持ちでいる、そんな方に、オススメしたい本である。
*そう、だからね、梨木さんが好きだという理由でこの本を読もうとするのは、とてもアグレッシブな行為なのです。読んでもいいとは、思いますが、苦情は要りません。
西の魔女を見習って。
昨日ちらりと話した『春になったら莓を摘みに』を紹介したいと思います。
これは作家・梨木香歩さんのエッセイです。
私が最初に読んだ梨木さんの作品は『西の魔女が死んだ』でした。
四月の頭頃だったかと記憶してます。
一度、気に入った作品をみつけると、その作家の書いたものを一通り読んでみたくなる性分の私。『西の魔女が死んだ』、『家守奇譚』に続いてこのエッセイを手にとったのです。
今も、図書館から借りてきた未読の梨木作品たちが、読んで貰うために、私を待っています。
そう、私は『西の魔女が死んだ』を、とてもとても、気に入ったのです。
このエッセイは作者の人との接し方について、とても丁寧に書かれています。
私が一番素晴らしいと感じたところは、モシェというイスラエル建国に携わろうとしていたユダヤ人に対する理解の仕方です。
”イスラエルという国のあり方については私は自分の中でまだ了解が取れないでいる。”
こう記してあり、それでも、彼の事情(世界大戦期をユダヤ人で過ごし、何が何でも建国しなければならなかった、そんな事情)をきちんと汲みとってあげるということ・・・。
私は、作者の言葉の選び方がとても素敵だと感じました。
ジョンという、吃音で話し少し強迫症(自閉症の一歩手前のものらしい)を持つ男性に対する会話で使われる言葉達が特に良かったです。
モシェに対してもそうだったけど、本当に作者の優しさに満ち、そして選ばれた言葉達だと感じました。
理解は出来なくても、それでも相手を受け入れるというウェスト夫人や、それを間近で見てきた作者の2人は、私にとっての”西の魔女”になりそうです。
梨木作品に登場する人たちの種がこの本にあったように、私は思いました。
そして、数々の作品となって色とりどりの花を咲かせたんだなぁ・・・。
こんな締めでいかがでしょうか。
それでは、今日はこのへんで・・・。
夏が来るということ。
*昨日、天気予報のコーナーで良純さんが、桜前線ならぬあじさい前線の予測を発表していました。
梅雨がもうすぐやって来るということを、そしてその後に夏が待っているという事実を、本当に嬉しそうに楽しそうに伝えてくれました。
「ああ、確かに彼の予報は当たらないこともあるけど、この人は空や大気の移り変わりを楽しむことのできる人なんだなぁ。」って、そう思いました。
今日、私は電車の中に30分(正確には33分)の間閉じこめられた。
「踏切で横断中の車が脱輪し、往生している模様・・・。」
と、抑揚のないアナウンスが車内に流れる、すぐに動き出すと思ったけど、そうはいかなかった。
そういうわけで、いつもは1時間の乗車時間が1時間半という、ちょっとした遠足ぐらいの乗車時間に。
おかげで、読みかけだった『春になったら莓を摘みに 』(梨木香歩さんのエッセイ)と車内で新たに手をつけ始めた『思い出トランプ 』(向田邦子さんの短編)すら、読み終えてしまった。
鞄には今日友人から借りた町田康の新作と買ったばかりの沖縄特集の雑誌があったのだが、さすがに頭を休めようということで、ぼんやりすることにした。
*ちなみに、今日は学校へ行ったのです!
鞄の中身が本ばっかりだって?
そんなことない、他には曽我部恵一のMDが入ってます。
いや、ちゃんと講義内容をメモした紙も入ってます!
私は、海に興味がある。
このことにちゃんと気がついたのは、1~2年前に近所に出来た歯科医院に通うようになってからだ。
そこには、ダイビング雑誌がおいてあり、南国のダイビングスポットの紹介がされている。
海で暮らす生き物と、海の近くで暮らす人たちのほんの一面に、釘付けになってしまう。
虫歯の治療が終わっても、雑誌の為だけに歯医者に通いたかった。
私は海のないところに暮らしている。
”昔から、何か嫌なことがあると海へ行く。”だとか、そういった、憧れがなかったとは決して言い切れない。
そう、そうやってみたかったのだ。
”波の音を聞きながら、寒々しい真冬の潮風のもと、ぼんやり海をただ眺める。”
”足が勝手に海へ向かった。”
そういうふうに、してみたっかたのだ。
おかげで、ちゃんと泳げやしないのに、海に行くと入らずにはいられない。
沖縄に行ったときも、マレーシアに行ったときも、きちんと入った。
ここに潮風の香りを運ぶ音楽を紹介します。
『Heavenly 』、 Caravan(http://www.caravan-music.com )です。
ジャック・ジョンソンもドノヴァン・フランケンレイターも、海が側にある音楽を届けてくれるけど、キャラバンだって、私に海を届けてくれるのです。
同じ日本語というツールを使っているからか、どこか馴染み深い、言葉達です。
夏が来るということ。
海に行けないときは、潮風香る音楽を聴けばいい。
学校。
今日は学校に行って来た。
今年、大学4年生の私は、ほとんど単位をとり終えているので、週に2回しか講義がない。
月曜日はほぼ1~2年生しかいないキャンパスで美術の特別研究の講義をとっている。
私の通う大学は美大でも何でもない、ただのごくごく普通の4大です。
でも、教育学部の人が受講する図工だとか、そーいった講義もあるみたいなので、美術室が存在します。
教育学部の為にある、美術の講義。
私は経済学部に在籍してます。
他学部だけど、受講できるように、いろいろ七面打臭い手続きを済ませ(書類を取りにいき、記入し、経済学部と教育学部の窓口双方にお伺いをたて、審査して貰い・・・。ああ、お役所とかもこーゆーシステムなんだね、と思いながら。)今に至るわけです。
授業自体は、若々しい1~2年生に囲まれ、4年でしかも経済学部という異種は私だけ。
浮いてる感じはすごーくあるが、あまりそういうことは気にしない。
東洲齋写楽の役者絵をモザイク画にアレンジしてるところです。
石を砕いて緻密に並べることの繰り返し。
作業は地味ですが、天然の色を持つ石と人口のガラスの組み合わせで質感に違いをだしたり、色の配色を決める作業が楽しいです。
先生曰く、色彩感覚が優れているという、やる気を出させるためのお世辞かとうかはいささか判別しにくいお褒めの言葉を頂きました。
何でもいいけど、何かモノを創り出す作業、これほど楽しいことはないですねぇ。
のだめカンタービレ / 二ノ宮知子
ここ最近、どっぷりとはまっている実にバカ楽しい漫画です。
『のだめカンタービレ (7) 』 。
音大に通うのだめ(主人公・野田恵)をめぐるお話。
バカをとても愛おしく感じる作品です。
何がいいって、このバカバカしさ。
面白い漫画は沢山ありますが、実際、声を挙げて笑ってしまう漫画ってなかなかないでしょ。
この『のだめ』、私は声を出して笑ってしまうのです。
のだめは勿論のこと、のだめを取り巻くバカな大人達のやりとりは腹をかかえて笑うことが可能です。
どいつもこいつも、とにかく異常なおもしろさを放つのです。
キャラが濃いというよりも、すんごーく濃い。
個人的に裏軒(のだめの常連の中華屋。だけど、一流のクラブハウスサンドも楽しめる。←要するになんでもアリの漫画同様むちゃくちゃな店。)での一連の流れと江藤先生(こわーい先生)とのやりとりが大好きです。
あと、のだめが好きなアニメ”プリごろ太”もかなりいい味だしてます。
ちょいちょい漫画の中に登場するのですが、このアニメのストーリーもよく分からない。
デタラメで邪悪なドラえもんみたいな感じの内容っぽいのだけど・・・。
とにかく、これを読んだら、明日から『ぎゃぼー!!』って言うこと間違いなし。
のだめの舌ったらずなしゃべりかたから、何から、とにかく腹を痛める作品です。
あと、なにやら、リアルにブラウン管に(今は液晶画面っていうべきなのか?)登場するらしいので、そっちも楽しみデス!!←このいいまわし、のだめでしょ!!
*今は12巻まででてますが、今回敢えて7巻の表紙をのっけました。
7巻はのだめの1人で暴走する感じも、江藤先生もプリごろ太も、千秋さまのオレ様な感じもよく出てていいかな~とお思ったので、これにしました。
名嘉睦稔 / 木版画家
20日に東京にある「ボクネンズアート東京」というギャラリーに行って来ました。
名嘉睦稔という木版画家の作品を見に行ったのです。
↓
私と睦稔さんの作品との出逢いは音楽からでした。
TINGARA(http://www.tingara.com/ )の”星月夜”という曲を早朝(たぶん6時半くらい、具体的に覚えているのは、それが当時日常に組み込まれていたラジオプログラムだったため)にラジオから流れてきたのです。
朝の空気とぼんやりとした私の頭に、霧の様に染みこんできました。
しっとりと、ナチュラルに。
ぼんやりと、「ああ、これもっと欲しい。」と思い、アルバムさきよだ を手に入れたのが、今から4年くらい前だったかと思います。
当時から夜更かし大臣(←ここはあくまでも大臣クラス。いつかKINGになれる日を夢みて)だった私にとって、TINGARAは毎晩のお供になったのでした。
このとき、ジャケットとブックレットから、睦稔さんのアート作品に触れたのです。
その後、特集のドキュメンタリーを偶然(でも、これは必然なのかも)みかけ、制作過程を知ることとなりました。
これは、もう、私の口から説明するよりも。
百聞は一見に如かずとは、まさにこのことです。
ぶわ~っと。ただただ一心に。作品を作り上げるのです。
突然、芸術と自然の神様が降りてきたかの如くです。
それからというもの、それまで以上に作風と作り手の心意気が、すっかり気に入ってしまいました。
さらに、私を心地よく、やさしい気持ちにさせてくれたのが、『海のふた 』という作品です。
これは、よしもとばななさん(http://www.yoshimotobanana.com/ )が書いた小説に、睦稔さんのアート作品が収録されているという、なんとも素敵な本なのです。とてもやわらかい話にやわらかい版画絵。1粒で2度おいしい。
すごく気に入ってる一冊なので、感じたことはたくさんあるのですが、今回は 睦稔さんのアートの回なので我慢です。この作品全体については、折をみて”本”のカテゴリーで紹介したいと思います。
こうして、いつか生の作品を見たいと思っていたら、東京も東京!東京駅からほど近い場所(実際には、なかなか道路がわたれず東京の嫌な部分をクリアしなければなりませんでしたが)に常設のギャラリーがあるというので、用事ついでに足を運んだのでした。
やはり、生で観ると作品の持つエネルギーが、きちんとたっぷり放たれているのを感じることができました。淡い色たちは黒との違いをはっきりと見せつけるし、作品に登場する子鬼や動物、植物、建物、海、風、光、その音までもが広がりをみせつけてくれるのです。
ギャラリーにいたお姉さんは、しみじみ食い入るように観ていた私に、丁寧に説明してくれました。
私が気に入っている作品の話をしたところ、その原画があるとのことで、わざわざ奥から作品を出してきてくれました。お姉さんが言うには、月に1度くらいのサイクルで展示内容が替わるとのこと。私は、また来月も行こう!と心に決めたのでした。
今回はなんだか熱い想いにまかせて、つらつらとたくさん書いてしまいましたが、どんなもんでしょう。名嘉睦稔さんの紹介でした。
たまには穏やかな気分を楽しむだけに、休日を使ってみてもいいかな。と、思う方は、是非常設ギャラリーに足を運んでみてはいかがでしょうか?